「暮らしと欲のスタート」

どうも「スピカの民」です。

今回は、一人暮らしを始めた当時、最初に買い揃えた物のお話をします。

友人の家から徒歩5分圏内のアパートを借りました。

間取りは1Kのオール電化、風呂トイレ別。

駐車場と水道代込みで月33,000円。しかも隣はスーパーという好条件です。

今考えても、とても良い物件だったと思います。

敷金礼金も0円だったので、一人暮らしに必要なものを一気に揃えてスタートすることができました。

まずは同じ電気屋で家電をまとめ買い。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、炊飯器。

本来15万円のところを、友人が「今日一括で買うから」と交渉してくれて、10万円ピッタリにしてくれました。

さらに、リサイクルショップでシングルベッド、家具屋でテレビラックとタンスを購入。

こうして生活がスタートしました。

ここまで来られたのは、言うまでもなく友人のおかげです。

残ったお金は生活費に回し、1ヶ月、2ヶ月と時間は順調に過ぎていきました。

当時はまだネットで買い物をする習慣もなく、車もなかったので、友人の買い物に付き合うたびにニトリや電気屋を覗いていました。

そのたびに「欲しい物リスト」がどんどん増えていきます。

そして2ヶ月目には、

デスクトップPC、PCデスクと椅子、CDコンポ、座椅子を購入。

今振り返ると、「自分だけの部屋」を持ったことで、後先考えずに買い物をしてしまっていたのだと思います。

移動手段は自転車でしたが、どうしてもバイクが欲しくなり、

HONDAのフェイズというバイクをローンで購入。

そして極め付けは、スロット台とそれを収めるキャビネット。

さらにデータカウンターまで揃えました。

もともと地元でパチンコ屋で働いていたこともあり、周りの友人もスロット好き。

その影響で、ゲーム性にハマってしまったのです。

気づけば1年後には、

スロット台3台と3台分のキャビネットがベッドの横に並ぶ部屋になっていました。

同じ趣味の友人が遊びに来てくれる時間は、とても楽しかった。

それは間違いなく、良い思い出です。

ただ、その裏で――

貯金は0円。

仕事も嫌になり、無断欠勤や転職を繰り返し、生活は常にギリギリ。

それでも「買うこと」はやめられませんでした。

見栄を張りたい気持ち。

他人からどう見られるか。

理想の部屋を思い描いたら、すぐに行動してしまう。

あの頃は、そういう景色の中で生きていたのだと思います。

気づけば、

家賃、電気代、携帯代――すべて滞納。

最終的には、ローンを完済していたバイク(約60万円)を18万円で売却し、滞納分に充てる生活。

今考えるとゾッとします。

「何のために鹿児島から来たのか」と、何度も思いました。

そして、自分で物を増やしたにも関わらず、部屋が狭く感じるようになり――

家賃が3,000円高い、古いマンションへ引っ越すことを決意します。

次回は、2件目の部屋のお話をします。

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